怖い話か分かんないけど

以前お題にあったと思うんですけど参加できなくて、個人的に怖い話を書いてみようと思います。

長文になります。

 

僕が小学二年生ごろに体験した話です。

そのとき住んでたのは一軒家でして、二階で母と一緒に寝ていた時のことです。

寝室には勉強机と椅子があって、母と僕は敷布団で寝ていて、

僕の寝ている足元のあたりに勉強机と椅子がありました。

寝室の扉の方にブラウン管テレビと電話の子機がありました。

夜中の2時ごろに目が覚めて、トイレに行こうとした時に机の方を見ると、

白い着物を着た老婆?が椅子の辺りに正座してました。

僕は「うわー、おばけいるじゃん!」と思って、

びっくりしてしばらく動けませんでした。

それで少し落ち着いてきた頃に、僕は「これ本当におばけか?」と思って、

色々と試してみました。

 

最初は、部屋の照明の電気をつけたり消したりしてみました。

すると、照明をつけるとおばけが消えて、照明を消すと現れるのです。

なんだこれって思いながら、

次に、電話の子機の切るボタンから赤い光が出てるので、

これが原因か?と思って、電話の子機を外しました。

外すと赤い光は消えて、かわりに出るボタンから緑の光が出ますが、

その光を手で隠してみてもおばけがいるんですよね。

「やっぱおばけじゃん!」と思って、母親に「そこ、おばけいるよ!」と、

僕が声をかけて、母親を無理やり起こしました。

「そんなのいないよー」と母親は言っていて、

僕は「いや、あそこにいるでしょ、見えないの?」と何度も言いました。

それでも母親は「いないよ」と言うだけで、また寝てしまいました。

「僕だけ見えてんのかー」と思いながら、二階のトイレに行きました。

「まあ、トイレ行ったらもういないだろ」と思いながら、

用を足して部屋に戻ると、まだおばけがいました。

「まだいんじゃーん」と思いながら、今度は顔を見てみようと思いました。

おばけの方に近づいて、顔を見ようとしたときになんとなく嫌だなーと思い、

急に怖くなって、母親の布団に潜りこんでそのまま寝ました。

それで、何事もなく朝を迎えて、おばけの話を母親にしました。

「あーなんか言ってたね、寝ぼけてたんじゃない?」と母親は言うだけで

特に相手にされませんでした。

僕もそうかもなーと思い、特に気にしなかったです。

それからそのおばけを見ることは現在もなくて、

そのあと特に何かあったわけでもないです。

不思議な体験をしたなーと今でも思います。

話はそんな感じですかねー。特にホラー映画みたいなびっくりするような、

展開とかないんで怖くもない話ですが・・・。

ここまで読んでくれた方がいたら嬉しいです!ありがとうございます!